サイン家のレガシープレイ2
ロマンチックな出会い=運命の人とは限らない
前回までのあらすじ
フルーツケーキが好きな男が、同じくフルーツケーキが好きな男達と仲良くなった。
隣人の歓迎が終わり、特にやることもなくなったので願望をボチボチ達成していきます。
5時間ゲームと5時間プログラミング。
欲求には余裕があるし、丁度ゲームをしているのでこのまま放っておこう。
が、何を思ったのかリーブラは突然ゲームをやめて読書を始めた。
選んだのはまた子供用の本である。
幼稚や本の虫がついている訳でもないのに、子供用の本にやたらと吸引されるのは何故ですかね。
まあ子供の頃は難しい本ばかり読ませられて、こういった本に興味はあっても買ってもらえなかったのかもしれない。
自律で不憫属性を見せつけてくるとは、なかなかあざとい奴よのう。
本にゲーム……あまりにもインドアである。
流石はプレイヤーの分身である。
と、ここで来客！ 誰だ！ 女だ！ 将来の嫁になるかもしれないぞ！
シニアじゃねえか。
流石に年上すぎる。
とはいえ拒む理由もないので招き入れる。
この地で母になってくれるかもしれない女性だ。
ゴミの吹き出しと共に挨拶をするリーブラ。
ゴミ収集のおばちゃんか何かと思ってる？
家に来るなり人のPCを勝手に使ってチャットを始めるサチコさん。
PC貸してもらう為に来たのだろうか。
あまり来客にPC使ってほしくないから、あとでリーブラの部屋には鍵をかけておきます。
PCを取られて自宅では本読むくらいしかやることがないので公園に来た。
キャリアレベルが1上がったら犬を飼う予定なので、こう、可愛らしい野良犬がいるなら知り合って世帯に迎え入れられるほど仲良くなっておきたい(その方がお金もかからないから)
あと将来の嫁も見つけたい。
しかし時間帯が悪いのか寂れているのか、公園内には体臭がやばいオッサンしかいない。
風呂はいれよ。
おお、この人なかなか美人じゃないか！！
非常にプレイヤー好みの顔である。
いけリーブラ！ 話しかけるんだ！！
雨の中見つめあう二人……ロマンチックだ。
プロフィールを開いてみたらなんとメガネっ子。
メガネ仲間やん、運命やん……夫がいるだと！？
ちくしょう！！！
今日知り合ったシム全員結婚してるんですけど、何かの呪いですかね。
他に女性や犬がいないかとプレイヤーが辺りを見渡しているうちに、リーブラが嫌いなジョークを聞かされて緊張状態に。
仮に彼女が独身だったとしても相性は悪かったのかもしれない。
プレイヤーがあまり関与していなくとも勝手に不憫になっていくリーブラの明日はどっちだ。
